2017年5月31日水曜日

電子レンジの重量ゼロ点調整のエラー

  最近、電子レンジの自動暖め機能の調子が悪く、常に暖めすぎになるようになっていました。そこで、電子レンジを直すまでの記録を残しておきます(備忘録っぽい!)。

  さて、原因としてすぐに思い付くのは、重量センサーが正しく機能していないことです。
説明書を読んでみると、重量センサーのゼロ点調整の方法が載っていました。方法は、


テーブルプレートのみをセットした状態で、「とりけし」ボタンを3秒以上押す

いういたって簡単です。やったー、これで直る!」と思ったけど、残念、エラーが発生。エラーコードは「C00」。取説によると、

ゼロ点調整の方法が間違っています

とのこと。???どう考えてもやり方に問題なさそう。電源を入れ直してみてもダメ、電子レンジ自体が斜めになっていて重量センサーが誤差動している可能性も考えたけど、それも無さそう。

  もうセンサーが壊れたかな?と思って諦めかけたのですが、試しにテーブルプレートを外してゼロ点調整を実行してみるとなぜか正常に終了しました。つまり、原因は不明だがこれまではテーブルプレートのない状態にゼロ点が調整されていて、テーブルプレートの重量分を余分に暖めようとしていたので、暖め過ぎになっていたということのようです。

  問題はテーブルプレートを戻して、ゼロ点調整を行うとやはりエラーになってしまうことです。そこで、次のように、考えました。

「現状はテーブルプレートのない状態に調整されて、テーブルプレートが重すぎて1回のゼロ点調整で調整できる幅を越えているためエラーになっているのでは?」

つまり、

「少しずつ重さを加えてゼロ点調整していけば、最終的にテーブルプレートを乗せた状態でゼロ点調整できるのでは?」

ということで、テーブルプレートを外して、代わりに重量センサーには手近にあった雑誌をのせてゼロ点調整をしたところ、正常終了。さらに雑誌の量を増やして、ゼロ点調整をすると、また正常終了。最後にテーブルプレートをのせてゼロ点調整をすると・・・、正常終了!

 ということで、ようやく正しく重量測定が可能になり、修理完了です。もし、電子レンジで同じように重量のゼロ点調整ができない症状がありましたら試してみては?
(ちなみに使っている電子レンジの型番はMRO-NV100)

2017年5月28日日曜日

確定拠出年金は得なのか?

  今年2017年1月に法律の改正により、確定拠出年金(個人型)に加入できる人が増えました。そこで、どんな人が確定拠出年金(個人型)に加入できるのか、どんなメリットがあるのかを調べたので記事にします。(間違ってたらごめんなさい)

確定拠出年金とは、

  確定拠出年金は、「年金」とあることからわかるように年金制度のひとつです。
日本の年金は、3つの年金で成り立っています。

つまり、

1つ目:20歳以上の国民全員が入っている国民年金 (義務)
2つ目:民間企業、公務員で働いている人が入る厚生年金保険(義務)、自営業の人は国民年金基金に入ります(任意)

ここまでが、公的年金になります。

3つ目:公的年金以外の年金です。

  企業によるいわゆる「企業年金」がこの3つ目に入ります。企業年金制度がある場合は、強制的に「企業年金」に入っています。また、個人で年金を加入するするのもこの3つ目に入ります。

  もう少し詳しく分類すると、「企業年金」は確定給付企業年金と確定拠出年金(企業型)に分けられ、個人で入るものが確定拠出年金(個人型)となります。

  確定給付企業年金と確定拠出年金は、確定給付年金は企業が運用し、確定拠出年金は加入者が運用するという点が異なります。また、確定拠出年金の企業型と個人型はお金を支払うのが(つまり拠出するのが)企業か個人かの違いがあります。
表にするとこんな感じです。

運用者拠出者
確定給付企業年金企業企業
確定拠出年金(企業型)加入者
確定拠出年金(個人型)加入者

  確定拠出年金(企業型)であっても一部を個人が拠出金を払うマッチング拠出というものあるようです。

  確定拠出年金は、企業または個人が毎月一定の額を掛け金を拠出し、加入者が自分で運用して資産を増やす必要があります。つまり、利率が良いか悪いかは加入者の実力次第ということになります。もちろん、元本割れのリスクもあります。また、利益を得たからといって、その利益をすぐに受け取れる訳ではなく、次の給付金としてしか受け取れません。

老齢給付金60歳になり、年金または一時金として受けとる
障害給付金加入者が高度障害になった場合に、年金または一時金として受けとる
死亡一時金加入者が亡くなった場合に、遺族に一時金が支給される
(かなり大雑把に書いています。)

確定拠出年金の運用方法

  確定拠出年金は加入者が自分で運用します。では、どのように運用するのでしょうか?それは、企業型の場合は会社が指定している機関の金融商品(定期預金、保険商品、投資信託など)から選択します。個人型の場合は、自分で金融機関を選び、その金融機関が取り扱っている金融商品から選択して運用します。金融商品のメリット・デメリットは以下の通りです。

定期預金元本保証だが、利率が非常に低い。ペイオフがある。
保険商品元本保証だが、利率が低い。途中解約では元本割れることもある。
投資信託利率は高いが、元本割れの可能性もある
(参考:http:www.tori-ismart.net/howto-fund-management-dc/#i-6)


確定拠出年金(個人型)に加入できる人

  これまでで、確定拠出年金とは何かと、確定拠出年金の運用方法はわかりましたが、そもそも確定拠出年金(個人型)はどのような人が加入できるのでしょうか?

  以前は、確定拠出年金(個人型)に加入できるのは、自営業の人か、企業年金制度がない企業勤めているサラリーマンのみでした。しかし、法改正によって2017年1月より、確定拠出年金(個人型)に加入できる条件が変更されて多くの方が加入できるようになりました。また、確定拠出年金(個人型)の愛称は、「iDeCo」と名付けられました。

  さて、加入できる条件ですが、以下のようになっています。

年齢備考
自営業
(第1号被保険者)
満20歳以上60歳未満農業基金に加入している人は除く
障害基礎年金受給者でないこと
会社員
(第2号被保険者)
60歳未満確定拠出年金(企業型)に加入している場合は、
  • 企業が確定拠出年金(個人型)に加入を許可していること
  • マッチング拠出を行っていないこと
公務員60歳未満
専業主婦・主夫など
(第3号被保険者)
60歳未満
(参考:http://www.smbc.co.jp/kojin/401k/kakutei/)


確定拠出年金(個人型)に加入するメリットについて

  確定拠出年金(個人型)に加入するメリットですが、よく言われているのが、
  1. 掛け金は全額所得控除対象となる。
  2. 運用利益は非課税
  3. 受け取り時、
    • 一時金として受けとる場合 → 退職所得控除の対象になる
    • 年金として受けとる場合 → 公的年金等控除の対象になる
の3つの税の優遇です。しかし、本当に、得になっているのでしょうか?上の1、2は問題ないと思います。しかし、3には注意が必要です。この記事を書き始めたときは、1と2だけに注目していたので、老後資金の貯金代わりに確定拠出年金(個人)に加入するだけでも節税になるなぁ、と思っていたのですがそう簡単ではないようです。というのは、退職控除にしても、年金にしても他の退職金・年金と合計したもので控除額、税率が決まるからです。
具体的に計算してみます。

[60歳で退職金として受けとる場合]
勤続年数:35年
所得税率:10%
住民税:10%
退職金:1000万円
毎月の拠出額:2万円(35年間)
とします。所得税は年収500万円を想定したとき、大体10%ぐらいになるだろうと考えて設定しています。また、 簡単なため35年間ずっと所得税率10%とします。
この場合に、まず確定拠出年金に入っていないとして、税金を計算してみます。

勤続年数で決まる退職金控除額は、

退職金控除額=40×20+70×(35-20)=1500万円

退職金から退職金控除額を差し引いて1/2倍したものが課税対象になる金額(課税退職所得額)です。

  課税退職所得額=(1000-1500)×1/2=-250万円
(参考:https://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/koho/kurashi/html/02_3.htm)

のように、控除額の方が退職金よりも控除額の方が大きくなり、退職金には課税されないことになります。一方、確定拠出年金の退職一時金を考慮した場合を計算してみます。まず、拠出金額の合計です。

拠出金合計=2×12×35=840

ここでは仮定として、確定拠出年金(個人型)を老後のための貯金代わりに使い、拠出金がそのまま運用されずに残ったとします(実際には、手数料がとられますが)。すると、この840万円を退職一時金として受けとることになります。よって、退職金は、

退職金=1000+840=1840

です。勤続年数で決まる控除額は先の計算と変わらないので1500万円、課税退職所得額は、

退職金課税額=(1840-1500)×1/2=170万円

 課税退職所得額にかかる税率ですが、住民税は一律10%、所得税は課税退職所得額によって変わり、170万円では参考URLの表によると5%であることがわかります。よって、

税金=170×(10%+5%)=25万5千円

となり、課税額が余分に発生してしまいました。問題は、1の掛け金が所得控除対象になるこによる節税効果と比べてどちらが大きいかです。所得控除はいくらされていたのでしょうか?35年間ずっと所得税率10%、住民税が10%と仮定しているので、

節税効果=(掛け金)2×(10%+10%)×35=14万円

???節税効果14万円の削減で、受け取り時にとられる税金が25万5千円となり、全く節税になっていません。ここでは、退職金を1000万円で計算しましたが、700万円だと課税退職所得額が20万円になり、所得税率5%と住民税10%から3万円が税金でとなり、14万円以下で11万円の節税効果が得られます。つまり、勤続年数、退職金、掛け金による所得控除額をちゃんと計算しないと、メリットがあるかどうかわかりません。

  また、ここでは手数料については無視していましたが、確定拠出年金に加入すると様々な手数料が掛かることにも注意しましょう。手数料は、

種類金額支払うタイミング
加入手数料2,777円加入時
口座管理手数料167円+運営管理手数料毎月かかる。運営管理手数料は金融機関により異なる
給付事務手数料432円一回の給付毎にかかる
(`参考:http://diamond.jp/articles/-/98419)

  また、60歳まで給付を受け取れないため、その間に税率が変わる可能性があることも注意する必要があります。

  結局、積極的に運用して利益を得ないと大きな節税効果は期待できないですね。老後の貯金代わりに確定拠出年金(個人型)を利用しようと考えている人は、慎重にどれだけの節税効果が得られるか計算した方がよいと思います。

 また、専業主婦・主夫でも確定拠出年金(個人型)に入れるようになりましたが、勤続はないので退職所得控除も受けれないですよね?どうなるのでしょう??もしわかる方いましたら教えてください。

最後に、自分なりに調べて節税効果を計算してみましたが、間違っていなどありましたら教えてください。また、この記事を読んで不利益が発生したとしも当blogは責任を負いません。自己責任でお願いします。
 2017/05/28

シャンプー、リンスの違い

  みなさんは、シャンプー、リンスの違いを知っているでしょうか?シャンプーは、髪を洗うもので、リンスーは髪をしっとりさせるものぐらいは私でも知っています。では、洗髪としっとりさせる違いがどのように起こるかは知っていますでしょうか?

  シャンプーとリンスはどちらも界面活性剤の一種です。界面活性剤は高校の化学でも勉強しますが、水と結び付きやすい親水基と、水とは結び付かず油分と結び付きやすい疎水基を持った分子のことです。では、シャンプーとリンスの界面活性剤は何が違うかというと、親水基がマイナスに帯電しているかプラスに帯電しているかの違いのようです。

  シャンプーは親水基がマイナスに帯電しおり、髪は周囲環境が中性もしくは、アルカリ性になるとマイナス帯電するそうです。油汚れがあると、界面活性剤の疎水基が油汚れにくっつきます。親水基は水と結びつくのですが、親水基がマイナスに帯電していて髪もマイナスに帯電するのでそのまま油汚れを髪から引き離すように作用するそうです。

  一方、リンスは親水基がプラスに帯電しているので髪のマイナスに引き付けられて、界面活性材が髪側に親水基を向け、髪の外側に疎水基を向けて髪の表面をおおいます。これによって、手でさわると手の油と髪をおおう疎水基が結び付きやすく、触ったときのしっとり感がでるらしいです。

詳細は、Newton2017年1月号を読んでください。コンディショナーの作用ものっていました。
[参考:Newton2017年1月号]

2017年5月22日月曜日

Newton:レイナーワイス名誉教授のインタビュー 要約

マサチューセッツ工科大学 レイナーワイス名誉教授のインタビュー要約

2015年9月に史上初の重力波の検出に成功しました。
このプロジェクトの設立に尽力したのが、レイナーワイス名誉教授です。
プロジェクトの名前は、「LIGO」(Laser Interferometer Gravitational-Wave Observatoryの頭文字で、読み方は「ライゴ」)、つまりレーザー干渉計重力波観測所。

重力波の実験記録を見て、あまりにきれいな波形と大きな信号だったことから、本当の信号だと思わなかったようで、抜き打ちの訓練か、ハッキングを疑っていた。
本物の信号と確信するまでに3週間もかけたそうです。

子供の頃は、電子工学に興味があり、オーディオ機器を製作していた。
大学では音響工学の研究を行い、ノイズを減らす研究をしており、
LINGOでも様々なノイズ対策をとってきた。
LIGOの最大の課題は、レーザが通る空間を真空にするために費用がかかることだったそうです。

今後の挑戦したいこと、

  • 中性子星連星の検出
  • 重力波を放出する単独パルサーの発見
  • インフレーションに関する情報の観測

最後に、
 仕事に喜びを見いだし、一緒に仕事をする仲間と楽しくやっていくことそれに勝ることはない。失敗を恐れずチャレンジすることを忘れないでほしい。

この記事は、Newton 2016年`12月号のインタビュー記事の要約です。


2017年5月14日日曜日

子供象


子供象画像の紹介

[画像元:http://www.boredpanda.com/cute-baby-elephants/]

`鳥と戯れる子象



1枚目 海と戯れる子象
2枚目 突然コケる子象
3枚目 海の怖さを知った子象


以上、子象のかわいい画像でした。

初投稿

動物ネタや、おもしろ記事、技術ネタなどを備忘録として残していきたいと思います。 よろしくお願いします。

ビットコインは上がる?下がる?将来予想してみた

先日、ビットコインキャッシュ(BCH)を購入方法の記事を書きましたが(ビットコインキャッシュの購入方法は こちら から)、その時には100万円超えたばかりだったビットコイン(BTC)がすでに200万円を超えました(2017/12/08現在)。驚くような上昇です。 今後、ビット...