2015年9月に史上初の重力波の検出に成功しました。
このプロジェクトの設立に尽力したのが、レイナーワイス名誉教授です。
プロジェクトの名前は、「LIGO」(Laser Interferometer Gravitational-Wave Observatoryの頭文字で、読み方は「ライゴ」)、つまりレーザー干渉計重力波観測所。
重力波の実験記録を見て、あまりにきれいな波形と大きな信号だったことから、本当の信号だと思わなかったようで、抜き打ちの訓練か、ハッキングを疑っていた。
本物の信号と確信するまでに3週間もかけたそうです。
子供の頃は、電子工学に興味があり、オーディオ機器を製作していた。
大学では音響工学の研究を行い、ノイズを減らす研究をしており、
LINGOでも様々なノイズ対策をとってきた。
LIGOの最大の課題は、レーザが通る空間を真空にするために費用がかかることだったそうです。
今後の挑戦したいこと、
- 中性子星連星の検出
- 重力波を放出する単独パルサーの発見
- インフレーションに関する情報の観測
最後に、
仕事に喜びを見いだし、一緒に仕事をする仲間と楽しくやっていくことそれに勝ることはない。失敗を恐れずチャレンジすることを忘れないでほしい。
この記事は、Newton 2016年`12月号のインタビュー記事の要約です。
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